The SKYLINE Complete Blog by George
■2nd S5系
● NISSAN PRINCE SKYLINE
「プリンス・スカイライン」が「ニッサン・プリンス・スカイライン」として新発売されました!
日産自動車との合併から丸1年、ついに車体にも「NISSAN」のエンブレムが付いてしまいました。
ナンバープレート[品川 5 に 15-00]も「にっさん」の「に」になってるし

デラックスのエンジンは、これまでのG1型(1484cc OHV)から新開発のG15型(1483cc OHC)に換装されました

このG15型エンジンは、旧プリンス自動車がスカイラインの為に開発していたもので、動弁機構は2000GT(S54)に搭載されているG7型6気筒と同じOHC(オーバー・ヘッド・カムシャフト)を採用しています。
最高出力:88ps/6000rpm

最大トルク:12.2kg-m/4000rpm
車両重量は前モデル(S50D)から40kgも軽量化され920kgに、最高速度は160km/hになりました

外観ではテールランプ周りの形状が変更されていますね。
これだけ進化したにも関わらず、価格は2万円も安くなって64.4万円

さすがは日産の財務力ですね

一方、スタンダード・モデルもテールランプ周りは変更を受けましたが、エンジンは変わらずG1型(70ps)となっています。[S50S型]
価格も変わらず56.4万円です。
Skyline 型ログ
■デラックス[S57D]
■スカイライン(スタンダード)[S50S]
● 〝ニュー〟スカイライン・バン
加えてグレードアップした「バン・デラックス」も新設です

バン・デラックスの外観はエステートに近いですが、バンパーのオーバーライダーは付いていません。
これで名実共に「スカイライン・ファミリー」の一員になれましたね

Skyline 型ログ
■バン[V51A-2]
■バン・デラックス[V51B-2]
● 〝ニュー〟2000GT-A & B
変更点は1500シリーズに準じていますが、GT-Bにはレーシングタイヤの装着を考慮して、リアフェンダーのホイールアーチ部分を外側に拡大、全幅は15mmプラスの1510mmになりました。
更にGT-Bのトランスミッションは5速MTが標準となりました

インパネ周りも1500シリーズと同様に変更されていますが、ラジオ・ヒーター・時計等はこれまで通りオプションです!
ただし今回のモデルより運転席シートベルトは標準装備となりました。
価格は2000GT-Aが前モデル(S54A-2)より5千円下がって79.5万円に

2000GT-Bはオーバーフェンダー・5速MT・シートベルトが付いて前モデル(S54B-2)+4.5万円の94万円です。
Skyline 型ログ
■2000GT-A[S54A-3]
■2000GT-B[S54B-3]
● 〝ニュー〟プリンス・スカイライン
日産自動車との合併に伴い、販売部門のプリンス自動車販売は「日産プリンス自動車販売」となりましたが、引き続き「プリンス車」を継続販売しています


↑
カタログ表紙にはしっかりと「Nissan」の文字が入っていますが、「プリンス・スカイライン」という車種・車名が存続出来た事にひとまずホッとしました(笑)
主な変更点は、グリルとテールランプのデザイン及び内装です。
尚、今回のモデルよりグレード名に(排気量を表す)1500が付かなくなりました。
■デラックス[S50D-2型]
ラジエーターグリルはこれまでの縦縞から細かい格子状となり、テールランプも丸型から大きい角型に変わり視認性を高めました。
また、Cピラーには国産小型車としては初となる「ベンチレーター」が追加されています。
インストゥルメントパネルも変更され、センターパネルと両サイドにベンチレーターが追加されました。
価格は66.4万円・・・って、また下がりましたね

■スカイライン(スタンダード)[S50S-2型]
サイドモールディングがフロントまで伸びているじゃないですか!(爆)
価格は56.4万円

■エステート[W50A-2型]
フロントデザイン、内装の変更点はデラックス(S50D-2)に準じています。
更に、このモデルより“封印エンジン”の無給油期間が「2年または6万キロ」と一挙に2倍になりました

正に「日本最大のサービス体制誕生!!」ですね

Skyline 型ログ
■デラックス[S50D-2]
■スカイライン(スタンダード)[S50S-2]
■エステート[W50A-2]
● FINE
実はこのクルマ、スタンダード(S50S-1)をベースに外観を“デラックス風”に仕立てた
「なんちゃってデラックス」なんです

Skyline 型ログ
■1500デラックス・ファイン[S50S-1]
● 2000GT-A
グロリア・スーパー6(S41D)用G7型エンジン(シングルキャブ仕様)を搭載した「2000GT-A」が新発売されました![S54A-2型]

■最高出力:105ps/5200rpm
■最大トルク:16kg-m/3600rpm
■最高速度:170km/h
フロント・フェンダーには「青いGTバッジ」が装着されています。

主な装備の違いは、
・ステアリングホイールが樹脂製リムに
・ブレーキ・ブースターが無し
・後輪トルクロッドが無し
これで価格は80万円。
これなら初心者にも扱い易く、お求め易くなりましたね

※これまでの2000GT(S54B-2)は「2000GT-B」に呼称変更されました。
Skyline 型ログ
■2000GT-A[S54A-2]
■2000GT-B[S54B-2]
● 1500エステート登場
これは1500デラックスをベースにした乗用ワゴン(5ナンバー車)です。
スカイウェイ(バン)ではありませんのでお間違いのないように

Skyline 型ログ
■1500エステート[W50A-1]
● 2000GTカタログ改定
●表紙

最下段左右の写真が異なります。
●インストゥルメントパネルの写真のページ
2月発行のカタログでは、ラジオ、時計、ヒーター等のオプション・パーツが付いた写真が掲載されていましたが、標準装備と思い込んだお客様とのトラブルが多発したようです。
※今回改定された写真のとおり、2000GTでは下記の装備はオプションとなっておりますのでご注意を

・セーフティベルト
・ラジオ
・ヒーター
・時計
・シガーライター
・バンパー・オーバーライダー
・パーセル・トレー(左)
・サンバイザー(左)
・トランク・フロアリング
・フューエル・タンク(70ℓ,110ℓ)
・ボンネット・フラップ
★レース用オプション・パーツ
・ファイナル・ドライブ(ギヤ比4.875)
・ノンスリップ・デフ(ギヤ比4.875)
・Aキット:5速MT、ノンスリップ・デフ(ギヤ比4.444)、ステアリング・ギヤ(ギヤ比15.2)
・Bキット:サスペンション・スプリング、アンチロールバー
・Cキット:オイルクーラー、熱地用ラジエタ― ・ディスク・ホイール(5J-13)
● スカイライン2000GT
昨年の日本グランプリで大活躍したスカイラインGTが、更なる進化を遂げ、量産型「2000GT」として本日発表されました![S54B-2型]
「GT」の証とも言えるG7型6気筒エンジンには、これまでオプションだったウエーバー社製3連キャブレターが標準装着されました



■最高出力:125ps/5600rpm
■最大トルク:17kg-m/4400rpm
サスペンションも改良され、前後にトーションバー式スタビライザーを新設、リヤ・サスペンションにはトルクロッドが追加されています。
又、ブレーキも強化され、フロントにはディスク・ブレーキが採用されました!
内装には、ナルディタイプ木製ステアリングと丸型4連メーターが装着されGT専用となりました!
これで価格は89.5万円。
前モデル「GT」にオプションを装着したものより28万円も安いなんて


こいつは買っておいて損はないでしょう

Skyline 型ログ
■2000GT[S54B-2]
● スカイラインGT発売!!
って、既に100台完売ですって

明日開幕する「第2回日本グランプリ」に8台もエントリーされていますから、
一般のお客様への販売は92台って事になるのでしょうか?・・・
こりゃ将来プレミア価格で取引されるのは間違いなさそうです(笑)
こちらは明後日の「GT-Ⅱレース」に出場予定のレース仕様スカイラインGT(S54R型)

■車両重量:998kg
■エンジン:GR7B型 1988cc
■最高出力:152ps/6800rpm
■最大トルク:18.1kg-m/5200rpm
何としても昨年の雪辱を果たしてもらいたいですね!
Skyline 型ログ
■スカイラインGT[S54A-1]
● スポーツカーではありません!

これは先に発売された1500デラックスの装飾を簡素化したモデルです。
グリルを簡素にした他、前後バンパーのオーバーライダーを廃し全長は3990mm(-110mm)に。
これは営業車(タクシー)の小型規格に適合させる手段とか。
又、サイドモールディングは途中で切れています

シートはナイロンクロス製から“ビニール製”に変更されていますが、
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だからって「濡れた水着」で乗らなくても・・・

これら装飾の簡素化により、車両重量は935kg(-25kg)と軽量。
エンジンはデラックスと同じG1型70馬力ですから、馬力当り重量は13.4kg・・・
確かにスポーツカーではありませんね

で、価格は“スカイライン史上最安”の62万円

こりゃいっぱい売れそうですね(笑)
Skyline 型ログ
■1500スタンダード[S50S-1]
● スカイラインGT

随分とフロントが長くなったように見えますが・・・・
それに“GT”?・・・・聞き慣れない英語ですね(笑)
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実はこのクルマ、来たる5月2~3日に開催される「第2回日本グランプリ自動車レース大会」に参戦する為に急遽作られたモデルなのです。[S54A-1型]
昨年11月に発売された1500デラックス(S50D-1)をベースに、ホイールベース(フロント)を200mm延長

そこにグロリア・スーパー6(S41D-1)用6気筒2000ccエンジンG7型“ハイパー6”を搭載

馬力当り重量は僅か9.8kg

4速ミッションも手伝って最高速度は170km/hに達するそうです。
これなら優勝間違いないですね!
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インストゥルメントパネルの上にはタコメーターを装備、オプションでウェーバー製3連キャブレター、5速ミッション、ノンスリップデフ、オイルクーラー、スポーツタイプステアリング等も用意されています

但しこのクルマ、GTカーレース出場に当たっての“ホモロゲーション(公認)取得用モデル”の為、僅か100台しか生産されません

大変レアなモデルですから、限定車に目の無い方は早めにプリンスのお店へ行かれる事をお勧めします(爆)
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因みに“GT”・・・英和辞典で調べましたら「グランド・ツーリング」との事でした(笑)
● 理想のファミリーカー

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“理想のファミリーカー”をコンセプトに「2代目」は大幅なサイズダウンが図られました。
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■全長:4100mm(-375mm)
■全幅:1495mm(-185mm)
■全高:1435mm(-100mm)
■ホイールベース:2390mm(-145mm)
■車両重量:960kg(-380kg) ※( )内の数値は先代(S21D)との差異。
ずいぶんコンパクトになりましたね。
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エンジンはG1型(1484cc)70馬力、先代1500(ALSID/S-2)に搭載されていたGA-4型と基本的に同一ですが、今回はシリンダーヘッドボルトを“封印”

なんと2年間または4万キロをプリンス自動車が保証してくれるというものです。
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更に、シャシー各部も1年間または3万キロ無給油のまま乗りっぱなしでOKとの事。
他のクルマは1000km毎にグリスアップが必要ですから、こいつは画期的

さすがはプリンスの技術力ですね。
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前席はセパレートシートになりましたから、どんな体格の人が乗り合っても安心ですが、
ボクにはまだ早すぎるかと・・・

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・・・・ちゃんとありますよ(笑)
ガラスを傾ける事によって光の反射を抑え、メーターの視認性を向上させたそうです。
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又、車体(車台)はプリンス初となる「モノコックボディ」を採用するなど、新しいスカイラインは乗る人に安全で快適なドライブが楽しめるようなクルマに仕上がっています。
で、価格は73万円

正に“理想のファミリーカー”
これなら初めてクルマを購入する人にも安心ですね

Skyline 型ログ
■1500デラックス[S50D-1]