The SKYLINE Complete Blog by George
■1969年08月
● NETスピードカップレース
メインレースの「スピードカップ」では、V12を搭載したニッサンR381(R381-Ⅱ)と新型トヨタ7が激突


この「スピードカップ」(2ヒート制)の合間に行われたツーリングカーレース「グリーンカップ」に都平健二選手と須田祐弘選手の2名がスカイライン2000GT-Rで参戦。
猛暑でコンディションは最悪でしたが、予選トップの都平選手と2位の須田選手は、終始2分15秒台の安定したラップタイムで走り続け、そのままワンツーフィニッシュ

これで“GT-R”は4連勝となりました

グリーンカップ(TS)レース決勝結果
[順位] No. 車名 ドライバー タイム (周回数)
[1位] No.20 スカイライン2000GT-R(PGC10) 都平 健二 45'25"61 (20)
[2位] No.21 スカイライン2000GT-R(PGC10) 須田 祐弘 45'39"17 (20)
[3位] No. 1 フェアレディ2000(SR311) 桜井 一 46'31"62 (20)
[4位] No. 2 フェアレディ2000(SR311) 小泉 久男 47'31"66 (20)
[5位] No. 7 フェアレディ2000(SR311) 柳田 春人 47'31"73 (20)
[6位] No.34 トヨタ1600GT(RT55) 下山 平治 (19)

● スカイライン1800新発売!
スカイラインに〝1800シリーズ〟が追加されました![PC10型]
この「スカイライン1800」には、ローレルに搭載されて定評のG18型エンジン(1815cc・4気筒OHC・100ps/5600rpm)が搭載され、これまでの1500シリーズより上級で豪華なモデルになっています。
併せてフロントとリアのデザインも一新!主な変更点は下記のとおりです。
・ラジエターグリル
・フロントウインカー
・前後バンパー&オーバーライダー
・リアコンビネーションランプ&ガーニッシュ
・ラジオアンテナ(助手席側フロントフェンダー → 運転席側Aピラー)
車種は、
■1800ツーリング デラックス[PC10M]
・セパレートシート
・3速コラムMT
・ディスクブレーキ(フロント)
・72.2万円
■1800フルオート デラックス[PC10WA] ※1800ツーリング デラックスのAT車
・フルリクライニングセパレートシート
・ニッサンフルオートマチック
・ディスクブレーキ(フロント)
・79.2万円
■1800スポーティ デラックス[PC10WT]
・フルリクライニングセパレートシート
・4速フロアMT
・ディスクブレーキ(フロント)
・73.7万円
■1800エステート[WPC10M]
・セパレートシート
・3速コラムMT
・ディスクブレーキ(フロント)
・76.2万円
●1800バン デラックス[VPC10M]
・セパレートシート
・3速コラムMT
・ドラムブレーキ
・66.9万円
の5車種。
これで 〈1500〉 〈1800〉 〈2000GT〉 〈GT-R〉 と強力ラインナップ完成ですね

Skyline 型ログ
■1800ツーリング デラックス[PC10M]
■1800フルオート デラックス[PC10WA]
■1800スポーティ デラックス[PC10WT]
■1800エステート[WPC10M]
■1800バン デラックス[VPC10M]
● マイナーチェンジ
先日発売された〝1800シリーズ〟に続き、〝1500シリーズ〟もマイナーチェンジです!
外観は〝1800シリーズ〟と変わりないようですね

ラジエターグリルはワンピース構造に、リアコンビネーションランプはガーニッシュと一体化されました。また、保安基準の改正に伴い、フロントウインカーとリアコンビネーションランプにパーキングランプが追加されました。
■1500デラックス ファミリータイプ[C10]
これまでの「ファミリー・デラックス」です。
〝1800シリーズ〟の追加によりグレード名に排気量を表す1500が付きました。
ドアの内張りも豪華になり、安全性も向上しています。
■1500フルオート デラックス[C10A]
ニッサンフルオートマチック搭載車は「フルオート デラックス」と呼ばれるようになりました。
■1500ツーリング デラックス[C10M]
■1500スポーティ デラックス[C10WT]
リクライニングシート(1500ツーリング デラックスはオプション)は真っ平らになるまで倒れる“フルリクライニング式”になりました


●1500バン デラックス[VC10M]
●1500バン[VC10S]
も同様に改良されています。
1500エステート(WC10M)は廃止されました。
セダン系の価格は据え置き

バン系は運転席にヘッドレストとシートベルトが標準装備され5000円アップとなりました。
※乗用車系は今年3月保安基準適合により運転席ヘッドレストが標準装備されています。
Skyline 型ログ
■1500デラックス ファミリータイプ[C10]
■1500フルオート デラックス[C10A]
■1500ツーリング デラックス[C10M]
■1500スポーティ デラックス[C10WT]
■1500スタンダード[C10S]
■1500バン デラックス[VC10M]
■1500バン[VC10S]
● '69 ニッサン・サンデーレースミーティング
T-Ⅳクラスに出場した“GT-R”は1~5位を独占

プライベートGT-Rで参戦した千代間由親選手が優勝しました

T-Ⅳレース決勝結果(参加台数:37台)
[順位] No. 車名 ドライバー タイム (周回数)
[1位] No.27 スカイライン2000GT-R(PGC10) 千代間由親 46'44"65 (20)
[2位] No.31 スカイライン2000GT-R(PGC10) 長村 瑞臣 46'51"90 (20)
[3位] No.30 スカイライン2000GT-R(PGC10) 篠原 孝道 46'59"95 (20)
[4位] No.28 スカイライン2000GT-R(PGC10) 久保田洋史 47'03"49 (20)
[5位] No.29 スカイライン2000GT-R(PGC10) J.D.Chidester 48'51"10 (20)
[6位] No.14 ブルーバード1600SSS(P510) 松村 秀 (19)
● 富士300kmレース大会 '69ゴールデンシリーズⅢ
「セダンレース」に出場した“GT-R”は予選1~3位を独占!
決勝レースでもトヨタ1600GT勢を寄せ付けず、見事ワンツーフィニッシュ

ファイナルラップ、バンク直前で篠原選手からリードを奪った長村選手が0.46秒という僅差で勝利を上げました

セダンレース決勝結果
[順位] No. 車名 ドライバー タイム (周回数)
[1位] No.64 スカイライン2000GT-R(PGC10) 長村 瑞臣 46'46"15 (20)
[2位] No.39 スカイライン2000GT-R(PGC10) 篠原 孝道 46'46"61 (20)
[3位] No.20 トヨタ1600GT(RT55) 藤田 直広 47'22"70 (20)
[4位] No.25 トヨタ1600GT(RT55) 下山 平治 47'22"96 (20)
[5位] No. 1 トヨタ1600GT(RT55) 金原 優 47'23"32 (20)
[6位] No. 2 トヨタ1600GT(RT55) 小森 勝 48'13"12 (20)
